こんにちは。
FBIの深澤辰也です。
福岡・大分地域で大雨による、
甚大な被害が出てしまいました。
被害に遭われた皆様に、
心からお悔やみ申し上げます。
一日も早い復興をお祈り申し上げます。
いつの災害にも、
「想定以上だった」
「こんなこと今までなかった」
という言葉が出てきます。
確かに、被害の大きかった、
大分県日田市の小野川周辺のハザードマップを見ると、
http://www.city.hita.oita.jp/material/files/group/4/09556638.pdf
がけ崩れの恐れは出ていますが、
冠水についてはさほど大きなものは想定しておりません。
むしろ市街地域に流れる河川の方が、
大雨による被害を想定したハザードマップになっております。
http://www.city.hita.oita.jp/material/files/group/4/15501189.pdf
どの地域にも共通することですが、
「こっちの川の方はあまり大きくないから、
あっちの大きい川の方と比べて大した洪水にはならない」
と想定されていながら、
実際には小さい河川で大洪水になる場合もあります。
しかし、実際に自分たちがその場になってみると、
同じような状態になるのかもしれません。
言葉では簡単に言えます。
それでも人の被害を最小限に食い止めるためには、
素早い非難が大事です。
「この辺は大丈夫」と思う前に、
「とりあえず避難しておこう」
と考えることが大事です。
人は、自分の心地良い環境・状態を守ろうとする
本能が働くので、
どうしても「自分だけは大丈夫」
と考えてしまいます。
しかし、とりあえず避難して、
結果何も被害がなかったとしても、
なってしまってから後悔することよりマシです。
むしろ被害がなかったことに安堵するでしょう。
被害に遭ったとしても、
人の命を失うことより辛いことはございません。
普段から避難場所をしっかり把握し、
どこが安全なのか、
十分想定したうえで対応する。
それが自分や家族の命を守る、
最良の方法かもしれません。