皆さんこんにちは。
FBIの深澤辰也です。
記録的な大雪の影響はすさまじく、
この数日間で弊社のお客様のカーポートの倒壊事故が何十件もございました。
今回の大雪で、壊れたカーポートの撤去、修理、新たな設置、すべてにおいて、
業者が手詰まりになっております。
また、カーポートの下敷きになった自動車の被害も多く、
修理業者としても抱えきれないほどの件数になっております。
車社会の群馬で自動車が壊れてしまうと通勤、通学に非常に不便になります。
レンタカーの手配についてもどこも在庫が無く、
交通機関もままならない状況も続いておりますので、
通勤、通学に苦労されている方も多いかと存じます。
まだ孤立している世帯などもあり予断の許さない状況は続いておりますが、
今回の大雪により被害に遭われた方の中で、
「自分の被害は保険なんかじゃ補償されないんじゃ」と思われて連絡をされていない方も見受けられます。
そこで、本日は保険で補償される可能性のあるもの、無い物を記載いたします。
但し、ご注意頂きたいのは全ての保険会社並びに共済が該当するものではございません。
補償の有無につきましては必ず保険会社並びに各共済にご確認の上、
指導の下保険請求をお願い申し上げます。
まず、カーポート並びにご自宅の屋根、ベランダなどが大雪により倒壊したという場合、
火災保険で補償の対象となる可能性が高いです。
但し、一部の話ではカーポートについては建物に接してないと補償されない共済がございます。
また、火災保険の中で一定の損害額を超えないと補償されない物もございます。
雪で建物の一部が破損された方はまずはご加入されている会社様にご連絡しご確認ください。
続いて、大雪で破損した自動車につきましては、
車両保険ご加入の方であれば保障の対象となります。
但し、車用保険の中で車対車A(エコノミータイプ)のお客様は各保険会社などで補償の有無は変わる可能性がございます。
しかし、これは今回限り補償が認められる可能性もございます。
一般車両(フルカバータイプ)のお客様は補償の対象となる可能性が高いです。
次にご自宅の屋根から落ちた雪が隣の家のカーポートや自動車などに落ちて
倒壊、破損などをしてしまった場合の個人賠償補償につきましては、
補償の対象とならない可能性が高いです。
理由は自然災害による破損であり、法的に賠償する必要生のある事象には該当しない為です。
以上、現状において、私が把握できた補償の有無についてお伝えいたしました。
一日も早い復旧を切に願うばかりです。
今回の大雪による災害で役に立つ情報が見つかりましたら随時更新致します。
大雪の災害に関しての保険の補償について
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